運気が上がるおまじないなんて本当にあるの?
運気は男性ホルモンと関係しているの?
そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。
このブログでは脳神経外科医として20年…多くの脳の病気と向き合い勤務医として働いてきた視点から、主に一般の方に向けて脳の病気や治療についてわかりやすく解説していきます。
基本的な知識についてはネット検索すれば数多く見つかると思いますので、ここでは自分の実際の経験をもとになるべく簡単な言葉で説明していきます。
この記事を読んでわかることはコレ!
- 運気が上がるおまじないがわかります。
- 運気と男性ホルモンの関係がわかります。
運気は脳によって支配されている
運気と男性ホルモンの脳科学
- 運気には男性ホルモンであるテストステロンがとても関わっています。
- 今日はツイてると思える日は脳科学的に運気が上がっています。
- テストステロンが上昇するおまじないで運気アップを図りましょう。
皆さんにもそんなは日ありますよね。
正直なところ運気にはさまざまなことが関係しているので一概には言えません。
運気を上げるために多くの研究や調査がなされさまざまなことが言われています。
なかにはちょっと怪しげでなあ…なんて思うこともあるでしょう。
しかし人は誰しも少しでも運気をあげて幸せな生活を送りたいものです。
占いやバイオリズムなどが人気を集めるのもうなずけます。
ココがポイント
脳科学的に人の運気を解明するとその日の運気は朝起きた時点ですでに決まっているのです。
朝起きてなんだか今日はツイている気がするなんて感じるのは単なる思い込みではないのです。
脳の中でそう思わせる何かが起きていているのです。
そんな日は実際にいいことがたくさん起こります。
運気は生まれる前から決まっている
そんな人は偶然運気があがっているのでしょうか。
運気に関する研究はさまざまありますがその1つをご紹介します。
みなさん自分の手を開いてじっくりと眺めてみてください。
人差し指と薬指の長さを比べてみてください。
この2本の指を比べた時にどちらの指が長いでしょうか。
また長さにはどれくらいの差があるでしょうか。
薬指と比べて人差し指が短い人は株取引で儲け上手なのです。
しかも薬指に対する人差し指の長さの比率が小さければ小さいほど収入が多くビジネス現場で長く活躍できるのです。
Coates JM, et al, Proc Natl Acad Sci USA 106:623-628, 2009
しかしこれにはちゃんとした根拠が示されています。
ココがポイント
指の長さはまだ生まれる前の母親のおなかの中にいる胎児の時にどれくらい男性ホルモン(テストステロン)を浴びたかによって決まります。
テストステロンは胎児の指の先端にある特定の遺伝子の発現を促進させその結果として人差し指を短くします。
テストステロンは脳の発達にも影響します。
ココがポイント
人に限らず動物でも胎児の時にテストステロンをたくさん浴びていると運気が上昇するのです。
テストステロンを多く浴びると、自信に満ちた、危険にさらされてもそれに屈しない、粘り強く、注意深く、素早く反応して行動できる、そんな性格が形成されます。
もっと言えば数字に強くなり、瞬発力や注意力なども上昇するので仕事だけでなくスポーツも万能になります。
テストステロンは男性ホルモンなので男性の方が女性よりも人差し指が短い割合が高くなります。
ココがポイント
女性でも当然男性ホルモンは分泌されていて人差し指は短くなります。
このように男性ホルモンと運気に関する研究は数多くされています。
ココに注意
ここでご注意いただきたいのは、胎児の時のテストステロンは運気に影響する1つの要素であってこれがすべてではないということです。
それではこのような人たちはどのようにして運気をあげあげにしているのでしょうか。
運気を上げるおまじない
ですから朝起きてなんだか今日はツイている気がする…そう感じるのは単なる思い込みではありません。
脳の中で運気を上げる要素が強く働いているのです。
これも研究結果で証明されています。
朝仕事前に採血検査をして血液中のテストステロンを計測します。
そして株取引を行います。
するとテストステロンが高かった日は株取引で儲ける金額が高くなります。
逆にテストステロンが低かった日は儲けが少なく損をしてしまいます。
その日の朝のテストステロンがどれくらい脳から放出されているかでその日の運気は決まっているのです。
Coates JM, et al, Proc Natl Acad Sci USA 105:6167-6172, 2008
ですから、
ココがポイント
今日はなんだかツイていていけそうな気がする…のは単なる勘や思い込みではなく、テストステロンが作用してそう思わせているのです。
今日は勝負の日なんて感じるのもテストステロンが影響していて本能的に運気を感じさせているのです。
それでは、
ココがポイント
運気上昇のカギはテストステロンにあります。
テストステロンは男性ホルモンです。
男性的な強くて攻撃的、挑戦的な荒々しいイメージをお持ちの人も多いではないでしょうか?
テストステロンの効果を調べた研究があります。
お金を使った決断能力のゲームをします。
1万円の収入があったとします。
この1万円を自分と相方の2人で山分けします。
いくらずつに分けるか提案する権利は自分にあります。
一方相方はその提案に従うかそれを拒否するかの権利を持っています。
例えば自分は8千円もらって相方には2千円渡すと提案します。
もし相方がそれを受け入れればそれぞれその金額のお金がもらえます。
しかし相方がその提案は不公平で納得できないと拒否したとします。
この場合重要なルールがあって決断するチャンスは1回のみで金額の交渉は許されません。
また相方が提案を拒否した場合には2人ともお金はもらえず0円となります。
Eisenegger C, et al, Nature 463:356-359, 2010
冷静になって考えれば相方はどんな提案でも受け入れてお金をもらった方がお得です。
しかし人の心はいろいろで難しいものです。
当然提案を受け入れず拒否することも多々あります。
研究では2千円の提示では50%の人が拒否をしています。
自分の利益を犠牲にしてまでも相手に抵抗して制裁を加えようとするのです。
いろいろと調べた結果35%の金額提示がぎりぎり妥協して受け入れてもらえる数字でした。
この研究には続きがあってテストステロンを注射して同じゲームをします。
すると妥協できる提示金額が40%に上昇したのです。
男性ホルモンのテストステロンを注射するとお互いに攻撃的、挑戦的になって相手の収入よりも自分の収入により固執しそうです。
しかし実際はその逆でより相手を思いやり公平性を求め、そしてより確実にお互いにお金をもらえるような慎重な方向に変化したのです。
テストステロンが高い人は男らしさが強く攻撃的であると思われがちです。
しかし実際にはそうではありません。
ココがポイント
テストステロンは“男らしさ”よりむしろ“社会的ホルモン”なのです。テストステロンが高い人は交渉能力や決断力が高くさらに正直なのです。
ですから、
この記事の最大のポイント
運気を上げるにはテストステロンの分泌を上げるようなおまじないが効果的なのです。
それは言葉であったり態度であったり、また贈り物であったり様々です。
運気が上がるおまじない
テストステロンが高い人はホルモンの作用で外見上スリムで若々しくそして活力がみなぎりバリバリ仕事をこなすイメージです。そのようなイメージに合った言葉をかけたり、態度を示したり、またそんなイメージに合った贈り物などをするとテストステロンがますます分泌されて運気アップにつながります。
これはあくまでもイメージなので必ずしもそのとおりではありません。
しかしそんなイメージで対応しておまじないをかけてあげることが大切なのです。
ご自身でテストステロンの分泌を上げるには規則正しいリズムの日常生活を送り、筋肉トレーニングや30分程度のワーキングがお勧めです。
また動物性たんぱく質を多く含むものを摂取するとテストステロンの上昇が期待できます。
このように書くとテストステロンは男性にしか通用しないのではないかと思われてしまいますね。
しかし先ほども書いたように、
ココがポイント
女性でもテストステロンの分泌をうながすことで運気アップは期待できます。社交性のある誠実さ、慎重さ、協調性などがテストステロンの分泌を高めます。
お互いにテストステロンを高めるようなおまじないをかけあって運気アップにつなげましょう。
そして自分にもテストステロンを高めるおまじないをふりかけて運気あげあげでいきましょう。
”運気と男性ホルモンの脳科学”のまとめ
今回は運気と男性ホルモンの関係について脳科学的に解説しました。
今回のまとめ
- 運気には男性ホルモンであるテストステロンがとても関わっています。
- 今日はツイてると思える日は脳科学的に運気が上がっています。
- テストステロンが上昇するおまじないで運気アップを図りましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後も長年勤めてきた脳神経外科医の視点からあなたのまわりのありふれた日常を脳科学で探り皆さんに情報を提供していきます。
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