サウナの脳科学 脳を科学する

【サウナの脳科学】銭湯やサウナは何曜日が空いている?何曜日が混んでいる?サウナと曜日の関係を脳科学で探る

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銭湯やサウナは何曜日が空いていて、何曜日が混んでいるのでしょう?

 

そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。

 

このブログでは脳神経外科医として20年以上多くの脳の病気と向き合い勤務医として働いてきた視点から、日常の様々なことを脳科学で解き明かし解説していきます。

 

基本的な知識についてはネット検索すれば数多く見つかると思いますので、ここでは自分の実際の経験をもとになるべく簡単な言葉で説明していきます。

 

この記事を読んでわかることはコレ!

サウナと曜日の関係を脳科学で説き明かします。

 

銭湯やサウナと曜日は関係ある?

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サウナと曜日の脳科学

  • 曜日は、古代メソポタミア文明で確立された7つの天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)を7日間に当てはめた世界共通の概念です。
  • 銭湯やサウナは、一般的に金曜日、土曜日、日曜日、祝日が混んでいて、月曜日から木曜日の平日は空いているとされています。
  • 脳科学的には、脳は曜日を直接認識はしておらず、過去の経験や、その曜日に関連付けられた出来事などによって間接的に曜日を認識して活動しています。
  • 脳科学的に、脳の曜日の認識と銭湯やサウナを統合的に考えると、平日では比較的ポジティブな感情が生まれやすい火曜日と水曜日は銭湯やサウナに行きたいという感覚が低くなりやすく、その結果空いていると言えます。

現代の日本では第3次サウナブームによって多くの施設がにぎわっています。

 

“サウナブームの脳科学”についてはこちらの記事もご参照ください。

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サウナの醍醐味(だいごみ)は何と言っても、サウナトランス=「サウナでととのう」でしょう。

 

温かいサウナと冷たい水風呂、休息タイムを繰り返す温冷交代浴では徐々に体の感覚が鋭敏になってトランスしたような状態になっていきます。

 

トランス状態になると、頭からつま先までがジーンとしびれてきてディープリラックスの状態になり、得も言われぬ多幸感が訪れます。

 

これがいわゆるサウナトランスであり、そして「サウナでととのう」の状態です。

 

”サウナでととのうの脳科学”についてはこちらの記事もご参照ください。

サウナでととのう-A3
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サウナ―達は至高のサウナトランスを味わうためにサウナに通うわけです。

 

至高のサウナトランスのためには、やはり空いている時にサウナに行きたいものです。

 

しかし、サウナに行きやすい土曜日や日曜日や祝日は混んでいてなかなかゆっくり過ごせないものです。

 

一方で、平日は休日とくらべると空いている傾向はあるものの、サウナブームの現在においては施設によっては平日も混んでいてなかなかゆっくり過ごせません。

 

では、休日よりも比較的空ている平日では何曜日が空いていて、何曜日が混んでいるのでしょう?

 

そして、脳は曜日をどのように認識しているのでしょう?

 

へなお
脳がいかに曜日を認識し、そしてサウナと曜日の関係はどのようになっているのかを脳科学で探ります。

 

 

曜日はどのようにして誕生し設定されたのか?

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まずは曜日の原点を考えてみましょう。

 

へなお
そもそも曜日はどのようにして生まれたのでしょう?

 

曜日は、人類が天体の動きを観察し、時間の概念を確立していく中で自然発生的に生まれたものとされています。

 

曜日の誕生の背景

曜日の誕生には、以下のような3つの背景があるとされています。

 

天体の動きへの注目

古代の人々は、太陽、月、そして星々の動きを注意深く観察していました。

 

これらの天体の周期的な動きは、季節の変化や時間の経過を予測する上で重要な手がかりとなりました。

 

7つの天体と7日間

特に、太陽系の7つの天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)が注目を集めました。

 

これらの天体がそれぞれ1日ずつ支配していると考え、1週間を7日間と定めるようになったと言われています。

 

月の満ち欠け

月の満ち欠けの周期は約29.5日であり、これを約7日ずつに分けることで、1か月を4つの週に分けられました。

 

曜日の順番の決め方

曜日の順番は、古代メソポタミア文明で確立されたと考えられています。

 

各曜日に対応する天体は、その天体の持つ属性や神々との結びつきを考慮して割り当てられました。

 

例えば、日曜日が太陽に対応するなど、それぞれの曜日に意味や象徴が込められています。

 

曜日の名称

曜日の名称は、各文化圏によって異なりますが、多くの場合、天体名や神の名前に由来しています。

 

英語

Sunday(太陽の日)、Monday(月の神の名前に由来)、Tuesday(北欧神話の神の名前に由来)、Wednesday(北欧神話の神の名前に由来)、Thursday(北欧神話の神の名前に由来)、Friday(北欧神話の神の名前に由来)、Saturday(ローマ神話の神の名前に由来)

 

日本語

日曜日、月曜日、火曜日(火星に対応)、水曜日(水星に対応)、木曜日(木星に対応)、金曜日(金星に対応)、土曜日(土星に対応)

 

 

曜日は、人類が自然界の秩序を探求し、時間を測るための手段として誕生しました。

 

天体の動きと神々の物語が結びつき、現在の曜日の概念が形成されたとされています。

 

へなお
ちなみに、曜日の習慣がない国というのは厳密には存在しません。

 

なぜなら、世界中のほとんどの社会で、何らかの形で時間を区切るために曜日という概念が使われているからです。

 

 

銭湯やサウナと曜日の関係

曜日-3

続いては、銭湯やサウナと曜日の関係です。

 

へなお
銭湯やサウナは何曜日が空いていて、何曜日が混んでいるのでしょう?

 

銭湯やサウナの混雑状況は、施設の種類や地域、季節などによって大きく異なります。

 

一般的に言えることとしては、以下の通りです。

 

銭湯やサウナが混みやすい曜日

週末(土日)

特に午後は家族連れや友人同士で訪れる人が多く、混雑しやすいです。

 

連休中は、さらに混雑が予想されます。

 

金曜日

週末に向けてリフレッシュしたい人が多く、比較的混みやすい傾向にあります。

 

特に、仕事帰りに利用する人が増える夕方は混雑が予想されます。

 

祝日および祝日前日

祝日は週末と同様、祝日も混みやすい傾向にあります。

 

祝日の前日は、休みを利用して遠出する人や、早めに休みたい人が利用するため、混雑する場合があります。

 

銭湯やサウナが空いている曜日

月曜日~木曜日

これらの曜日は、金曜日や祝日前日に比べると、比較的空いていることが多いです。

 

特に午前中は、比較的空いていることが多いです。

 

一方で、午後はオフィス街にある銭湯やサウナは、会社帰りの人が利用するため、夕方は混雑する可能性があります。

 

 

銭湯やサウナの混雑状況は、様々な要因によって変化します。

 

確実に空いている曜日や時間帯は特にありませんが、上記を参考に、ご自身の予定に合わせて、最適な時間帯や施設を選んでみてください。

 

 

脳は曜日をどのようにとらえているのか?

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ここまではあくまでも一般的な情報です。

 

へなお
では続いては、脳が曜日をどのようにとらえているか、ということを考えてみましょう。

 

脳科学的には、現時点では脳は曜日を直接認識していないとされています。

 

曜日によって脳の働きが直接的に大きく変わるという科学的な根拠は、現時点では確立されていません。

 

脳が認識しているのは、曜日ではなく、時間や繰り返されるパターンです。

 

これらによって脳は曜日をある程度は意識して活動します。

 

脳が曜日を意識する仕組み

脳が曜日を意識する仕組みは大きく分けて3つあります。

 

体内時計

脳の中には、体内時計と呼ばれる仕組みがあり、約24時間の周期で体の様々な機能を調節しています。

 

睡眠や覚醒、ホルモン分泌など、私たちの生活リズムをコントロールする上で重要な役割を果たしています。

 

この体内時計は、外部からの光刺激や食事の時間など、様々な情報から時刻を推定します。

 

記憶と学習

過去の経験を記憶し、学習することで、曜日という概念を理解します。

 

例えば、「日曜日は休みで、いつも公園に行く」というような経験を何度も繰り返すことで、「日曜日」という単語に「休み」や「公園」といった情報が結びつき、曜日に対する概念が形成されます。

 

社会的な影響:

曜日という概念は、社会的なものであり、人とのコミュニケーションや、学校や仕事など、社会生活の中で学習されます。

 

例えば、「月曜日は仕事に行かなければならない」というような社会的なルールを学習することで、曜日に対する意識が強まります。

 

 

これらの結果として、脳は曜日を間接的に意識して、曜日によって気分が変わるのです。

 

つまり、曜日によって気分が異なると感じるのは、過去の経験や、その曜日に関連付けられた出来事などが影響していると考えられます。

 

これによって、例えば以下のような効果が生まれます。

 

週末効果

週末は仕事や学校から解放され、リラックスできるため、ポジティブな感情になりやすいです。

 

月曜日効果

月曜日は仕事や学校が始まるため、憂鬱な気分になりやすいです。

 

脳は、曜日そのものを直接認識しているわけではなく、過去の経験や学習、社会的な影響によって、間接的に曜日という概念を理解してるわけです。

 

曜日によって気分が変わるのは、これらの要素が複雑に絡み合っているためです。

 

曜日が脳に与える可能性のある影響

脳科学的には、現時点では脳は曜日を直接認識していないとされています。

 

とは言え、曜日によって私たちの生活リズムや精神状態が変化し、それが間接的に脳の働きに影響を与える可能性は十分考えられます。

 

そのいくつかをご紹介しましょう。

 

睡眠パターン

週末は平日と比べて睡眠時間が長くなったり、睡眠パターンが乱れたりすることがあります。

 

睡眠は脳の機能にとって非常に重要であり、睡眠不足や睡眠の質の低下は、記憶力や集中力の低下、感情の不安定など、様々な問題を引き起こす可能性があります。

 

ストレスレベル

仕事や学校などのルーティンから解放される週末は、ストレスが軽減される一方で、新たな種類のストレスが生じることもあります。

 

ストレスは、脳内の神経伝達物質のバランスを乱し、感情や思考に影響を与えることが知られています。

 

活動量

週末は、平日と比べて活動量が増えたり、逆に減ったりすることがあります。

 

活動量の変動は、脳の血流や神経活動に影響を与え、集中力や創造性に変化をもたらす可能性があります。

 

食事

週末は、平日の食事パターンと異なる場合が多く、食生活の変化は、脳の機能に影響を与える可能性があります。

 

 

曜日と脳の関係については、まだまだ十分な研究が行われているとは言えません。

 

しかし、睡眠、ストレス、栄養など、脳の働きに影響を与える様々な要因と曜日との関連性については、多くの研究が行われています。

 

 

脳は各曜日をどのようにとらえているのか?

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ここまで説明してきた脳と曜日の関係については以下の通りです。

 

脳科学的には、現時点では脳は曜日を直接認識していません。

 

しかし、曜日は脳にさまざまな影響を与え、その結果として、脳は間接的に曜日という概念を認識して活動しています。

 

へなお
では、脳は各曜日をどのようにとらえているのか曜日別に考えてみましょう。

 

 

脳と月曜日の関係

多くの人は、月曜日を「辛い」と感じています。

 

私たちが月曜日にネガティブな感情を抱きやすいのは、主に以下の要因が考えられます。

 

週末とのギャップ

週末の自由な時間から、再び仕事や学校へと切り替わることで、ストレスを感じたり、やる気が低下したりすることがあります。

 

社会的な期待

月曜日は、一週間の始まりであり、多くの場合、新しいタスクや課題が待ち受けているため、プレッシャーを感じることもあります。

 

睡眠不足

週末の寝不足が、月曜日のパフォーマンスに影響を与え、倦怠感や集中力の低下を引き起こす可能性があります。

 

過去の経験

月曜日に嫌なことがあった経験が、条件反射のようにネガティブな感情を呼び起こすことがあります。

 

脳は、これらの要因を総合的に処理し、条件付けや学習と呼ばれる脳のメカニズムによって、月曜日という概念に「辛い」「憂鬱」といった感情を結びつけやすいとされています。

 

脳は、月曜日そのものに感情を持っているわけではありませんが、私たちの生活習慣や過去の経験によって、月曜日にネガティブな感情を結びつけるわけです。

 

脳と火曜日の関係

火曜日は、一週間の始まりから少し時間が経ち、仕事や学校のルーティンに慣れてきた頃合いです。

 

そのため、脳は火曜日を以下のように感じています。

 

平日の日常感

週末のワクワク感や、月曜日のスタートアップの緊張感が薄れ、平日の日常感が強まる時期です。

 

安定感

月曜日の慌ただしさを乗り越え、仕事や学校のペースが掴めてきたことで、安定感を感じやすいとされています。

 

火曜日は月曜日と比較して「辛い」「憂鬱」といったネガティブな感情が薄れ始める曜日であり、脳にとっては比較的過ごしやすい曜日という認識が強いと言えるでしょう。

 

脳と水曜日の関係

水曜日は、一週間の真ん中であり、週末への期待と、まだ終わっていない仕事の両方が混在する、いわば「中立」な位置にあります。

 

そのため、脳は水曜日を以下のように感じています。

 

一週間の経過

週末から始まり、徐々に仕事や学校のモードへと移行していく中で、水曜日はその中間地点として意識されます。

 

週末への期待と残りの仕事への意欲

月曜日から始まり週の中間まで到達したことで、週末が地味に近づいている喜びがあります。

 

一方で、まだ終わっていない仕事や勉強へのプレッシャーや焦燥感が入り混じり、複雑な感情を生み出すことがあります。

 

とは言え、まだ週の中間ですから、これから挽回して木曜日、金曜日にうまくつなげることで、仕事や勉強への意欲がアップする日とも言えます。

 

言うならば、脳にとって水曜日は、期待と焦りが入り混じりつつも、まだまだ週の中間ということで、火曜日と同様に比較的過ごしやすい曜日であり、さらにポジティブな感情が生まれやすい曜日という認識が強いと言えるでしょう。

 

脳と木曜日の関係

木曜日は、一週間の後半戦に入り、週末が近づいていることを実感する曜日です。

 

そのため、脳は木曜日を以下のように感じています。

 

週末への期待

週末が近づいているという期待感が高まり、仕事や勉強へのモチベーションが低下する場合があります。

 

残りの仕事

週末までにやらなければならない仕事が残っている場合、焦りやプレッシャーを感じるかもしれません。

 

木曜日は水曜日と比較して、休みへの高揚感、仕事や勉強への疲労感や焦燥感が入り混じり、脳にとっては火曜日や水曜日と比較すると不安定になりやすい曜日という認識が強いと言えるでしょう。

 

脳と金曜日の関係

金曜日は特別な日と感じやすく、中には“華金”と呼ぶ人もいます。

 

そのため、脳は金曜日を以下のように感じています。

 

週末への期待

一週間の仕事や勉強を終え、待ちに待った週末が近づいているという高揚感が、金曜日を特別な日に感じさせます。

 

仕事や勉強からの解放感

平日の義務から解放され、自由な時間が増えるという期待感も、金曜日をポジティブに捉えさせる要因です。

 

金曜日は、木曜日から一転して開放感に満ちあふれたポジティブな感情にあふれた曜日という認識が強いと言えるでしょう。

 

脳と土曜日の関係

土曜日は、多くの人にとって一週間の中で最もリラックスできる日、あるいは最も楽しみにしている日と言えます。

 

そのため、脳は土曜日を以下のように感じています。

 

仕事や勉強からの解放感

平日の仕事や勉強から解放され、自由な時間が増えるという期待感があります。

 

趣味や娯楽によるリラクゼーション

平日はなかなか時間が取れない趣味や娯楽を楽しむことができるという喜びがあります。

 

家族や友人との安定感

家族や友人とゆっくりと過ごすことができるという安心感や幸福感があります。

 

土曜日は、翌日も日曜日で休みであるという安心感から1週間でもっとも安定し、ポジィブな感情が湧きあがる曜日という認識が強いと言えるでしょう。

 

脳と日曜日の関係

日曜日は、多くの人にとって一週間の終わりであり、同時に新しい一週間の始まりでもあります。

 

そのため、様々な感情が入り混じり、複雑な感覚を覚えることが多いと言えます。

 

仕事や勉強からの解放感

平日の仕事や勉強から解放され、自由な時間が増えるという期待感があります。

 

趣味や娯楽によるリラクゼーション

一週間の疲れを癒し、リラックスできる時間と捉えている人も多いでしょう。

 

週末を満喫し、充実感に満たされている人もいるでしょう。

 

不安感

新しい一週間が始まることへの不安や、週末の終わりを感じて寂しい気持ちになる人もいるかもしれません。

 

日曜日は、休日のポジティブな感情と、翌日から始まる仕事や勉強へのネガティブな感情が入り混じる複雑な曜日です。

 

そのため「日曜日の夕方から夜になると頭が痛くなる…」なんて人も少なくありません。

 

簡単に脳科学的な脳と曜日の関係をまとめると、

 

月曜日は休み明けで仕事や勉強に取り掛かりネガティブになりやすく、

 

火曜日と水曜日は意欲に燃えてポジティブになりやすく、

 

木曜日は休みへの高揚感と仕事や勉強への疲労感や焦燥感が入り混じりネガティブになりやすく、

 

金曜日は休みに向けて開放感と仕事や勉強の達成感でポジティブになりやすい

 

…こんなかんじでしょうか。

 

 

脳科学的な銭湯やサウナと曜日の関係

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銭湯やサウナと曜日との一般的な関係、そして脳科学的な脳と曜日の関係について説明してきました。

 

へなお
では、これらを統合して、脳科学的に銭湯やサウナと曜日の関係を考えるとどのようなことがわかるのでしょう?

 

土日や、祝日といった、仕事や勉強から解放されている日は、脳科学的にはその曜日をポジティブな感情でとらえているので、銭湯やサウナに行ってリラクゼーションを楽しみたいと思うものです。

 

ですから、科学的にも土日や、祝日といった休日は、銭湯やサウナは混雑すると言えるでしょう。

 

では平日はどうでしょう。

 

金曜日は、休日と同様に脳はポジティブな感情に満たされやすく、リラクゼーションを求め銭湯やサウナに向かっても不思議ではありません。

 

一方で、脳科学的に、

 

月曜日は「辛い」「憂鬱」といったネガティブな感情が生まれやすい曜日であり、

 

火曜日はネガティブな感情が薄れ始め比較的過ごしやすい曜日であり、

 

水曜日は期待と焦りが入り混じりつつも、まだまだ週の中間ということで、火曜日と同様に比較的過ごしやすい曜日であり、

 

木曜日は休みへの高揚感、仕事や勉強への疲労感や焦燥感が入り混じり不安定になりやすい曜日である。

 

このように説明しました。

 

へなお
では、脳科学的にはどの曜日が銭湯やサウナに行く感情が生まれやすく、どの曜日が銭湯やサウナに行きづらい感情を生み出すのでしょう。

 

多くの人が銭湯やサウナに求めるものは、心身のリラクゼーションです。

 

ですから、脳が不安定な状況においては、脳はリラクゼーションを求め銭湯やサウナに行ってリフレッシュしたい…と感じるものです。

 

その結果として、月曜日と木曜日は、平日の中でも銭湯やサウナに行きたくなる曜日と言えます。

 

一方で、火曜日と水曜日は仕事や勉強に打ち込み意欲がアゲアゲのポジティブな感覚に包まれ、脳内麻薬が活性化しているので、リラクゼーションは求めず、平日の中でも銭湯やサウナに行きづらい曜日と言えます。

 

月曜日は休み明けで憂鬱の中仕事や勉強をしてサウナや銭湯で疲れを癒す。

 

火曜日と水曜日は仕事や勉強に打ち込み、木曜日は週の半ばを超えた安心感で火曜日と水曜日の疲れを銭湯やサウナで癒す。

 

そして華金、土日の連休はのんびり銭湯やサウナで1週間の疲れを癒す。

 

そんな感じでしょうか。

 

ですから、脳科学的には銭湯とサウナは平日では火曜日と水曜日が比較的空いている…となります。

 

へなお
しかし、これはあくまでも個人の見解であり科学的根拠はありません。

 

最初にも言いましたが、

 

脳科学的には、現時点では脳は曜日を直接認識していないとされています。

 

曜日によって脳の働きが直接的に大きく変わるという科学的な根拠は、現時点では確立されていません。

 

脳が認識しているのは、曜日ではなく、時間や繰り返されるパターンです。

 

その結果として、脳は間接的に曜日という概念を認識して活動しています。

 

ですから見方を変えれば、脳の曜日のとらえ方は個人や生活している環境によって大きく変わってきます。

 

しかし、今回の「脳科学的には銭湯とサウナは平日では火曜日と水曜日が比較的空いている」という結論はあながち間違ってはいません。

 

へなお
実際、某銭湯サウナの若旦那も「平日では火曜日と水曜日は比較的空いている」とおっしゃっていました。

 

ぜひ、自分のサ活を振り返って、何曜日に多く行っているか確認してみてください。

 

へなお
「サウナ」についてもっと知りたい方は、こちらの書籍を参照してみてください。

 

 

へなお
ぜひ参考にしてみてください。

 

 

“サウナと曜日の脳科学”のまとめ

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サウナと曜日の関係を脳科学で説き明かしてみました。

今回のまとめ

  • 曜日は、古代メソポタミア文明で確立された7つの天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)を7日間に当てはめた世界共通の概念です。
  • 銭湯やサウナは、一般的に金曜日、土曜日、日曜日、祝日が混んでいて、月曜日から木曜日の平日は空いているとされています。
  • 脳科学的には、脳は曜日を直接認識はしておらず、過去の経験や、その曜日に関連付けられた出来事などによって間接的に曜日を認識して活動しています。
  • 脳科学的に、脳の曜日の認識と銭湯やサウナを統合的に考えると、平日では比較的ポジティブな感情が生まれやすい火曜日と水曜日は銭湯やサウナに行きたいという感覚が低くなりやすく、その結果空いていると言えます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

今後も長年勤めてきた脳神経外科医の視点からあなたのまわのありふれた日常を脳科学で探り皆さんに情報を提供していきます。

 

最後にポチっとよろしくお願いします。

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  • この記事を書いた人

へなお

▶脳神経外科専門医でアラフィフおじさんの「へなお」です。▶日々脳の手術、血管内治療、放射線治療を中心に某総合病院で勤務医をしています▶一般の方でも脳についてわかりやすく理解していただけるように、あなたのまわりのありふれた日常を長年の経験からつちかった情報をもとに脳科学で探っていきます▶多くの方に脳に興味をもっていただき、少しでもこれからの生活の役に立つ知識をつけていただければと思います!

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