日常の脳科学 脳を科学する

【超わかりやすく解説】センスが良い人と悪い人の違いはどこにある?センスの意味と磨き方を脳科学で探る

センス-A1

センスが良い人と悪い人の違いはどこにあるのでしょう?

 

そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。

 

このブログでは脳神経外科医として20年以上多くの脳の病気と向き合い手術、血管内治療、放射線治療を中心に勤務医として働いてきた視点から、日常の様々なことを脳科学で解き明かし解説していきます。

 

基本的な知識についてはネット検索すれば数多く見つかると思いますので、ここでは自分の実際の経験をもとになるべく簡単な言葉で説明していきます。

 

この記事を読んでわかることはコレ!

  • センスの意味と磨き方を脳科学で説き明かします。

 

「センスが良い」ってどういうこと?

センス-1-min

センスの脳科学

  • センスとは脳のさまざまな働きを横断的に総合的にバランスよく使いこなせる能力です。
  • 脳の個別の能力だけを別々にいくら鍛えてもセンスは磨かれません。
  • 脳にインプットした情報を自分独自の回路で処理をして効果的なアウトプットを行うことがセンスの本質です。
  • なかなかセンスが磨けないのであればセンスが良い人をよく観察してマネしてみてください。
  • センスはせっかく磨いても放置するとすぐに劣化してしまいますので磨き続けてください。
  • みんなが同じように画一化された現代社会でこそ自分独自のセンスを磨いてハッピーな人生を送りましょう。

あなたにとって「センスが良い」とはどういうことでしょうか?

 

まずは「センス」の意味を知っていないと何も始まりませんね。

 

「センス」 sense

1.物事の微妙な違いや味わいを感じとる力。

2.物事を分別する力。良識。正常な感覚。

広辞苑より引用

 

現代社会ではどんどんAIが進化してきています。

 

特に日常の事務処理的な仕事はどんどんAIに取って代わっています。

 

“AIの脳科学”についてはこちらの記事もご参照ください。

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そんな時代をわたしたち人間が生き抜いていくにはAIでは代替できないクリエイティブな能力を備えていることが重要になってきます。

 

“クリエイティブの脳科学”についてはこちらの記事もご参照ください。

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ではクリエイティブな能力とは一体何なのでしょう?

 

これまではコミュニケーション力、対人関係力、決断力、」判断力、洞察力、理解力といった個別の能力に目が向きがちでした。

 

これらをそれぞれ鍛えれば仕事でも勉強でも「できる人」になれると考えられてきました。

 

センスの脳科学

しかし現代社会においては個別の能力だけを高めても本当のクリエイティブな能力は育ちません。

コミュニケーション力、対人関係力、決断力、」判断力、洞察力、理解力といった個別の能力を統合しそれぞれを横断する情報、知性、能力が必要となります。

それを実現させるのが「センス」です。

 

へなお
では「センスが良い」とはどういうことなのでしょう?

 

「センスが良い」というのは最大の褒め言葉の1つでしょう。

 

へなこさん
あなたはセンスがありますね!

 

なんて言われると嬉しくなりますよね。

 

センスが良いと言えば…

 

「周囲を巻き込んでテンポよく物事を進める人」

 

「相手の求めることを適確に把握して実現する人」

 

「問題を単純化してポイントを明らかにして取り組む人」

 

「タスクがていねいにまとめられていて優先順位をつけながら作業できる人」

 

などがあげられるでしょう。

 

ここで大切なことは「センスが良い」と「頭が良くて成績が良い」は別物だということです。

 

むしろ学校の勉強ができて秀才タイプの人がブレーキとなってしまうようなことはよく見かけます。

 

超高学歴の人達が集まっても決して有益な業績を上げられるとは限りません。

 

記憶力や論理力や事務処理能力だけ鍛えてもダメなのです。

 

脳を総合的に使い柔軟に物事に対応して新しい発想を生み出す創造性…つまりセンスが重要なのです。

 

センスの脳科学

センスは記憶や言語の個別の能力を高めるだけでなくそれらを有機的につなげネットワークをより強固にします。

そしてセンスが良いと脳は感覚と完成を土台にして瞬時にさまざまなことを処理して対応することができます。

これこそが「センスが良い」の正体です。

 

センスを意識して適切な刺激と行動をとることで誰もが自分の脳を「センスが良い脳」に作り変えることは可能です。

 

今まで「センスがないね…」なんて言われていた人でもセンスについてちゃんと学べば「センスが抜群だね」なんて高評価を勝ち取ることができます。

 

へなお
それでは「センス」を脳科学で探っていきましょう。

 

センスが良い脳ってどんな脳?

センス-2-min

センスを磨くには脳のどこを鍛えたらいいのでしょう?

 

脳の中は部位によって役割が大方決まっています。

 

脳を役割によって番地で区分けすると100以上の番地が存在します。

 

大きく分けると

 

思考系:思考や判断

感情系:感性や社会性

伝達系:脳の中の情報を伝える

運動系:体を動かす

聴覚系:耳で聞く

視覚系:目で見る

理解系:物事や言葉を理解する、

記憶系:覚えたり思い出す

 

以上の8系統に分類されます。

 

そこからさらに細かく枝分かれしていきます。

 

この中で「センス」に関係する部分を鍛えればセンスは磨かれるわけです。

 

しかしそれぞれの番地は完全に独立しているわけではなく密接に関わり合っています。

 

たとえば記憶力を鍛えるには記憶系だけでなく思考系や感情系を刺激することが効果的とされています。

 

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仕事や勉強の能力を上げるには記憶力に加えて思考系や理解系さらには視覚系や聴覚系も鍛える必要があります。

 

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このようにある能力を向上させるには複数の脳の番地をバランスよく鍛える必要があるのです。

 

へなお
ですから「センスを磨くには脳のどこを鍛えたらいいのでしょう?」という質問自体が無理のある話ということになります。

 

しかし脳の中でセンスを生み出していることは確かなことです。

 

ある仕事を任されてすんなりとうまくこなす人もいればトラブルを起こして問題を頻発する人もいます。

 

うまくこなす人には当然仕事が集中するので本人はますます能力をアップさせて信頼を次々と勝ち取っていくことになります。

 

へなお
まさに勝ち組です。

 

一方でトラブルを起こす人はいつもポイントを外して思い悩みなかなか成果が上がりません。

 

へなお
まさに負け組です。

 

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へなお
この違いはどこから生まれるのでしょう?

 

単に記憶力、判断力、コミュニケーション能力などといった枝分かれした個別の能力の問題だけではありません。

 

先ほどの脳の役割の番地を横断的に総合的にバランスよく使いこなせる能力があるのかないのかにかかってきます。

 

へなお
これこそが「センス」と言われる能力の本質です。

 

センスはAIでは踏み込めない人間ならではのより複雑な情報処理を必要としています。

 

人を評価する時に「センスが良い」「センスが悪い」という表現をすることは少なくないでしょう。

 

へなお
「センスが良い」と言われるときっと「頭がいい」と言われるよりもずっと嬉しく感じるのではないでしょうか。

 

へなお
一方で「センスが悪い」と言われると決定的に否定されたように感じませんか?

 

センスは脳のすべての能力の総合評価でもあるのです。

 

ですからセンスこそわたしたちがうまく生きて幸せな人生を送るうえでもっとも重要なポイントなのです。

 

へなお
逆に言えばセンスがない脳はある意味生きていく上では致命的です。

 

ですからわたしたちはセンスを磨く必要があるのです。

 

センスは特別ではなく誰にでも必要なもの

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へなお
ここで今一度センスがいかに必要かを考えてみましょう。

 

わたしたちが目指すべき脳はさまざまな個別の能力に長けた「AI脳」ではなく柔軟に横断的に脳の能力を組み合わせて最適解を導く「センス脳」です。

 

最近テレビを見ていて多くの芸人さんたちが活躍している姿をよく目にします。

 

芸人さんはスタジオ内の全体を見渡して視覚系を働かせて相手の表情や体の動きを読み取ります。

 

同時に相手の言葉を聴覚系で受け取りながらそれらの情報を一瞬で理解して処理します。

 

そして次に自分が何をすべきかを伝達系で口や手や足に伝えその時に一番面白い対応をするわけです。

 

さらに相手が返答してくればそれに対して自分がどのような反応をするのが一番笑いがとれるかを計算してきます。

 

そう考えると芸人さんの脳はセンスで満ち溢れていますよね。

 

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視覚系と聴覚系を通じて情報収集するインプット機能

 

理解系、素行系、記憶系で情報処理と判断を下すワーキングメモリ機能

 

感情系、伝達系、運動系を通じて発信するアウトプット機能

 

へなお
これらの機能をうまく使いこなすのが「センス脳」です。

 

このようなセンス脳は芸人さん以外にも芸術家やスポーツ選手なら誰もが兼ね備えています。

 

これらの職業ではセンスの良し悪しで一流になれるかどうかが決まってしまいます。

 

しかしわたしたち一般人にもセンスは必要です。

 

センスは決してその分野で一流になるために必要な能力ではありません。

 

「どのような状況においても相手が何を求めているのか。」

 

「それに対して自分がどのような処理をすべきなのか。」

 

「どのようなアウトプットで応えるべきなのか。」

 

日常生活においても膨大な情報の中で何に感応して何を選択してどう対応するかにはセンスは必要です。

 

センスは何も特別な能力ではないのです。

 

誰もが備えておくべき必須の能力なのです。

 

脳がセンスを生み出す仕組みを学ぶ

センス-4-min

へなお
それでは実際にセンスを磨いていくにはどうすればよいかを考えていきましょう。

 

今まで説明してきたように記憶力、判断力、コミュニケーション能力などの脳の個別の能力だけを別々にいくら鍛えてもセンスは磨かれません。

 

それらを統合して横断する情報伝達能力や知性を鍛えてこそセンスは磨かれます。

 

センスとはどういうものなのかをもう一度確認しながら脳がセンスを生み出す仕組みを探っていきましょう。

 

常識や既成概念を壊してこそセンスは生まれる。

センスはこれまでの常識や常識や既成概念に染まっているところからは生まれません。

 

なぜならそれらは他人が作ったものだからです。

 

自分自身の独自の感覚や価値観からこそセンスは生み出されます。

 

ですから他人から押し付けられた感覚や価値観をそのまま自分のものだと思い込みそこに疑問や違和感を持たない人は「センスが悪い人」というレッテルを貼られてしまいます。

 

センスはあくまでも自由で自分独自のオリジナリティに富んだ感覚です。

 

そういう意味では芸術はセンスが磨かれやすいと言えます。

 

絵画でも音楽でも今までの常識やルールや既成の価値観にとらわれずに自由な発想を表現することでオリジナルの自立したセンスが育まれます。

 

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芸術の歴史は既成概念の破壊と新しい表現の確立を繰り返してきたと言えます。

 

芸術は作り手のセンスが絵画や音楽といった形として表現されるのでわかりやすいのです。

 

しかしどのような学問や仕事にも発想の転換や意識の切り替えは不可欠です。

 

ただ芸術と比べると表現しにくいために今までの流れに流されがちです。

 

いかなる分野においてもこれまでとは違った新しい独自の個性的なものを生み出す原動力としてセンスは存在しているのです。

 

センスにはアウトプットが不可欠

センスにはどんな形であれ常に自己表現とセットになっています。

 

芸術における絵画や音楽はまさにセンスの自己表現そのものです。

 

ですからセンスが良い人のインプット=情報収集はアウトプットのイメージに沿って行われます。

 

多くの情報の中から一番アウトプットに有効なものだけを選択するので無駄がなくアウトプット自体の質が上がります。

 

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有効な情報を集めるため視覚系や聴覚系だけでなく運動系も駆使する必要があります。

 

目、耳、手足を使っていかにいい情報を集めるかがセンスの入り口です。

 

ですからじっとしていて体の動かし方が洗練されていない人はセンスが磨かれないことになります。

 

アウトプットにおいても体を動かすことはとても重要です。

 

スポーツはまさにセンスを体の動きで表現してアウトプットする代表でしょう。

 

音楽では微妙な指先の動きによってセンスが表現されます。

 

絵画でも同じです。

 

センスとアウトプットトは切っても切り離せない関係にあるのです。

 

自分独自のセンスの型を作る

センスが良い人はインプットとアウトプットの一連の流れが自分独自の決まった「型」となっています。

 

その型に応じて自分の脳の中にちゃんと回路が出来上がっています。

 

どうしたらいい情報を収集できてどうしたら有益なアウトプットができるのかを脳が知っているのです。

 

その型に沿った脳の回路がまさにその人のセンスであり回路をもった脳がセンス脳と言うことになります。

 

たとえば一流の茶人は茶道の一連の所作とその場の空気が洗練されていて無駄がなく優雅な雰囲気をかもし出します。

 

へなお
これこそまさにセンスの集大成でしょう。

 

武道も型を重んじますが無駄のない動きはまさにセンスそのものです。

 

ですから一度自分なりの型さえ身につけてしまえばインプットからアウトプットまでの流れがすべてセンスの良いものになっていくのです。

 

センスに嘘はご法度

センスは論理的というよりは感性や感覚的なものです。

 

へなお
ですからセンスはつかみどころがなく分かりづらいのかもしれません。

 

感性や感覚には嘘がありません。

 

美しいものを汚いものとして認識することは不可能です。

 

美味しいものをまずいと感じることはないでしょう。

 

ですからセンスには嘘が入り込む余地はありません。

 

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自分に素直に自分らしく自分をごまかさずに判断し行動することで自分独自のセンスは作り上げられます。

 

理屈や論理は得てして嘘が入り込みやすいものです。

 

自分にとって都合の良いように切り貼りして作り直すことでいかようにも再構築することが可能です。

 

自分にとって都合の悪いことを屁理屈(へりくつ)をこねて正当化したりごまかしたりする自己欺瞞(じこぎまん)は頭が良い人ほど無意識的にはまるワナです。

 

こういう人はセンスが欠落しています。

 

へなお
嘘のない感性と感覚にこそセンスは実るのです。

 

ちなみに論理的で哲学的な思考を司るのは左脳、感覚や感性を司るのは右脳と言われます。

 

ですから右脳型の人はセンスが良くて左脳型の人はセンスが悪いということになります。

 

しかしこの考え方は科学的根拠がなくあくまでも都市伝説です。

 

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まわりの話に惑わされず自分に忠実に生きてこそセンスは磨かれるのです。

 

センスが良い人の生き方から学ぶ

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センスについて脳科学で探ってきましたがセンス良く生きるにはやはり実際にセンスが良い人の生き方をマネするのが手っ取り早くわかりやすいでしょう。

 

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へなお
ではセンスの良い人はどうやって生きているのかを探っていきましょう。

 

先を読んで生きる

センスが良い人は自分の回りの人や状況を観察して今どのような状況かを素早く分析します。

 

そしてこれから何が起きるか、何が必要になるかを判断する先を見通す力を備えています。

 

この力はリーダーには必要不可欠の要素です。

 

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へなお
ですから自分の身近にいるリーダーの考え方や行動をよく観察してマネしてみるのが良いでしょう。

 

優先順位を見極める

センスが良い人は何ごとにおいても優先順位を明確に見極めます。

 

つまり何がもっとも大切かを理解しているということです。

 

そうすることで無駄なく最短距離で最小限の労力で目的を達成することが可能になります。

 

逆にセンスの悪い人はさして重要でないことにこだわって無駄な時間を浪費してしかもアウトプットのクオリティが低いという悲惨な状況に陥ります。

 

へなお
自分の中で何が最優先すべきかを判断できない時はリーダーに頼って正解を示してもらう勇気も時には必要です。

 

臨機応変に対応できる

センスが良い人は思考が柔軟で何ごとにも臨機応変に対応します。

 

自分独自の確固とした価値観がセンスを生み出すことを考えればこだわりや執着がありそうですよね。

 

しかしセンスが良い人はさまざまな引出しを持っていて個性と同時にどんな状況にも対応できる多様性を備えています。

 

状況に応じて最善の策を即座に分析して素早く行動することができるのです。

 

予期せぬ不測の事態が起きた時こそその人の進化が問われるものです。

 

このような状況こそセンスが良い人の見せ場です。

 

へなお
慌てることなく冷静に柔軟に対応できるセンスが良い人にとりあえずついていってその思考をぜひマネしてみてください。

 

クリエイティブを大切にする

センスが良い人は自分の中の尺度を大切にして価値判断がとても明確です。

 

へなお
「好き」「嫌い」がしっかりしているのです。

 

そのため「こうしたらうまくいくのでは?」というアイデアが常に頭の中にいくつも浮かんで脳がより心地よく快感を得られるように考えています。

 

考え方も行動もとてもクリエイティブで生産的です。

 

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現代社会では事務処理的な能力はAIがすべてこなしてくれます。

 

今わたしたち人間に求められているのは創造性です。

 

ですからこれからの時代ますますセンスが良い人のクリエイティブな能力が重宝されるのです。

 

共感力に優れている

センスが良い人は共感力に優れています。

 

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へなお
人付き合いではセンスはとても重要です。

 

センスによって相手の表情や仕草から相手が何を考えてどう感じているのかを察知することができます。

 

そしてそれに基づいて自分が相手に対してどう対応するのが正解なのかを瞬時に判断して行動することができます。

 

ですから良好な人間関係を気づくことがとてもうまいのです。

 

敵を作らず足の引っ張り合いもありません。

 

さらには良好な人間関係によって多くの情報が入ってきたりチャンスが転がり込んできたりするのでなんでもうまくいきやすくなります。

 

トラブルの中心にいるのはたいていセンスが悪い人です。

 

センスが良い人は人間関係の潤滑油となり組織力をさらに高めてくれます。

 

ですからリーダーに選ばれることも多いのです。

 

 

へなお
センスの良い人はどうやって生きているのかを探ってみました。

 

いきなりセンスが良い人と同じ生き方はできません。

 

当然センスが良い人も最初からセンスが良かったわけではないでしょう。

 

自らセンスを磨いて鍛えてきたはずです。

 

ですからみなさんもまずはセンスが良い人のマネをしてみてください。

 

センスを意識してそれを高めることで自分自身が格段に成長するのをきっと実感できるはずです。

 

センスは鍛えないと衰える

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センスを磨いてセンスが良くなっても安心してあぐらをかいていてはいけません。

 

センスは日々意図的に鍛えていないとどんどん鈍っていきます。

 

何か新しいことに直面すると脳はさまざまな回路が活性化して連絡を取り合って活発に働きます。

 

そしてクリエイティブなものをどんどん生み出していきます。

 

しかし一度そのやり方を覚え回路が出来上がってしまうと脳はできる限り省エネで怠けようとします。

 

そこから新たなものを生み出そうとするには意識して脳を働かせなければ脳は最小限の労力で済ませようとしてきます。

 

「忙しい…」と言い訳をして漫然と世の中の常識や価値観に流されていると脳はどんどん怠け癖がついてしまうのです。

 

へなお
しかし怠けることは決して悪いことばかりではありません。

 

常に脳がフル回転していてはあっという間に脳がオーバーヒートしてしまいます。

 

そうならないために脳はルーティーン的な行動に対しては決まった回路を使って無意識でも処理できるようになっています。

 

「朝起きて歯を磨いて朝ご飯を食べながらテレビを見る。」

 

このような行動にいちいち脳を使っていては脳はくたびれてしまいます。

 

ですから習慣化することは脳にとってとても大切な機能なのです。

 

「若いころは試行錯誤して時間がかかっていた仕事が年数を重ねると嘘のように簡単に処理できてしまう。」

 

まさにそれと同じことが脳の中で起きているのです。

 

へなお
しかし楽を感じた時こそ一番危ない時です。

 

楽にこなせる状況に甘んじて新しい挑戦をせずすべてを習慣化していってますます楽をしようとします。

 

習慣化に頼りすぎると脳はどんどん老化と退化が進んでしまいます。

 

必要な脳の回路だけが働いてそれ以外の回路はどんどん衰えていきます。

 

このような脳はいろいろなものに敏感に反応して脳の中で情報を処理してアウトプットにつなげていくセンス脳とは正反対の状態です。

 

センス脳を維持してさらに進化させるには習慣化という魔物から意識的に逃げ続けていなければなりません。

 

へなお
習慣化して温存したエネルギーはいざという時にしっかり消費して脳を働かせてセンスを磨き続けてください。

 

センスを押し殺す現代社会に負けないで

センス-7-min

センスの敵は自分自身の煩悩だけではありません。

 

自分自身で意識してセンスを磨き続けようとしても現代社会はそれを押し殺す方向に働いています。

 

現代社会ではわたしたちの身の回りには膨大な量の情報があふれています。

 

その情報の海の中でわたしたちは果たして本当に自分の意思と価値判断で情報を選択できるのでしょうか?

 

自分で選択しているつもりでも情報操作されて選ばされていることの方が多いのではないでしょうか?

 

特に広告によって振り回されていることは否定できないでしょう。

 

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どんな商品もサービスも一見独自の製品に見えて画一化が進んでいます。

 

大量消費に対応した大量生産の製品はよく見ればどれも同じように見えてきます。

 

売り手の個性や多様性などほとんど感じられません。

 

へなお
誰もが同じような商品やサービスを購入しているのが現代の消費社会の実態でしょう。

 

そんな画一化された消費社会の中では個々のセンスは歓迎されません。

 

個性が消え誰もが同じような生き方をする世界がもてはやされるのです。

 

ちょっと世論と違う意見を言ったりはみ出した行動をとるとすぐにバッシングを受けたり炎上する世の中です。

 

大衆の中に埋もれてしまえば楽なのかもしれませんが自由な精神や発想が生まれにくい窮屈な世界です。

 

このように現代社会のシステムはすべてにおいて一人ひとりが個性を発揮して独自のセンスを持たない方が生きやすくなっているのです。

 

余計なセンスなど振りかざしてすでに構築され完成されたシステムからはみ出してもいいことなど何もありません。

 

へなお
これが現代社会の本音でしょう。

 

しかしそれでは一人の人間として生きていてあまりにも悲しすぎるでしょう。

 

わたしたちは誰が何と言おうとそれぞれが個別の存在です。

 

自分なりの価値観や感覚や感性を研ぎ澄ませてセンスを磨かなければその他大勢の一員になってしまいます。

 

なにも人よりも飛びぬけたセンスを備えている必要はありません。

 

しかしセンスを磨くことで今まで見えていなかった新しい世界が見えてくるはずです。

 

自分の脳で生み出した感覚や感性に頼って生きることはオリジナリティにあふれ楽しいものです。

 

センスを押し殺す現代社会に負けないで自分なりのセンスを磨いてみてください。

 

 

“センスの脳科学”のまとめ

センスの意味と磨き方を脳科学で説き明かしてみました。

今回のまとめ

  • センスとは脳のさまざまな働きを横断的に総合的にバランスよく使いこなせる能力です。
  • 脳の個別の能力だけを別々にいくら鍛えてもセンスは磨かれません。
  • 脳にインプットした情報を自分独自の回路で処理をして効果的なアウトプットを行うことがセンスの本質です。
  • なかなかセンスが磨けないのであればセンスが良い人をよく観察してマネしてみてください。
  • センスはせっかく磨いても放置するとすぐに劣化してしまいますので磨き続けてください。
  • みんなが同じように画一化された現代社会でこそ自分独自のセンスを磨いてハッピーな人生を送りましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

今後も長年勤めてきた脳神経外科医の視点からあなたのまわりのありふれた日常を脳科学で探り皆さんに情報を提供していきます。

 

最後にポチっとよろしくお願いします。

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  • この記事を書いた人

へなお

▶脳神経外科専門医でアラフィフおじさんの「へなお」です。▶日々脳の手術、血管内治療、放射線治療を中心に某総合病院で勤務医をしています▶一般の方でも脳についてわかりやすく理解していただけるように、あなたのまわりのありふれた日常を長年の経験からつちかった情報をもとに脳科学で探っていきます▶多くの方に脳に興味をもっていただき、少しでもこれからの生活の役に立つ知識をつけていただければと思います!

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大事な試験や試合の時に“頑張れ”って応援するのは相手にプレッシャーをかけて苦しめてつらくさせるだけで逆効果なの?   そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。 &nbsp ...

フードファイター-A2 5

大食いのフードファイターはなぜあんなにたくさん食べられるの? なぜ太らないの?   そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。   このブログでは脳神経外科医とし ...

モノクロ-A2 6

モノクロの世界の意味と魅力ってどこにあるの?   そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。   このブログでは脳神経外科医として20年以上多くの脳の病気と向き合 ...

デジャヴ-A3 7

「これって前に見たことあるような気がするけど気のせい?」…そんな経験したことありませんか?   そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。   このブログでは脳神 ...

パワーナップ-A4 8

昼ごはんを食べると眠くなるけどお昼寝すると午後の仕事の効率アップにつながるの?   そのような疑問に脳神経外科専門医であるへなおがお答えします。   このブログでは脳神経外科医とし ...

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